ワンルーム投資の危険性と詐欺に遭わないための対処法No.17

不動産投資

ワンルームマンション投資の危険性について

ワンルームマンション投資は、比較的初期費用が少なく、手軽に始められる不動産投資として人気があります。
しかし、その一方で、リスクが高く、詐欺まがいな業者も多いので騙されないために、しっかりキャッシュフロー計算等やって騙されないよう気を付ける必要があります。
ワンルーム投資の危険性を十分理解したうえで本当に投資をする意味があるのか判断していきましょう。

空室リスク

ワンルームマンションは、単身者向けの物件であるため、入居者が退去した場合、すぐに次の入居者が見つからない可能性があります。
空室期間が長引けば、賃料収入が得られず、ローンの返済が滞るなどのリスクが生じます。

家賃下落リスク

経済状況や周辺環境の変化によって、家賃が下落する可能性があります。
新築のうちは入居もあるのですが、実際の周辺地域の家賃よりも高くしている為、空室が続くと家賃を下げることになり、賃料収入が減少し、収益性が低下することになります。

物件価格下落リスク

不動産市場の状況によっては、物件価格が下落する可能性があり、物件価格が下落すれば、売却益が得られず、損失を被る可能性があります。
地域や相場もしっかり検討して、できるだけ下落リスクの低い地域を選んで買う必要があり、出口戦略も考えたうえで駅近で需要のある場所を選ぶことをお勧めします。

節税効果が小さい

ワンルームマンション投資は、他の不動産投資と比べて、節税効果が小さいと言われています。
投資用不動産として購入することが多いため、住宅ローン控除の対象とはなりません。
住宅ローンとして資金調達するように販売業者に言われたとしても絶対断ってください。
住宅ローンとして購入して、銀行に知られたときには急に全額返済することになり自分の首をしめることになる可能性があります。
また、減価償却費の計上額も小さいため、所得税の節税効果も小さくなります。

ワンルーム投資の成功のポイント

ワンルーム投資で成功するためには、以下の点に注意する必要があります。

物件選びを慎重に行う

空室リスクや家賃下落リスクを抑えるためには、物件選びが重要です。
立地や周辺環境、建物の築年数、物件の状態などを慎重に検討する必要があります。
これ以上下落しないという金額まで下がっていて、この場所であれば自分が住んでもいいと思える場所があれば買ってもいいと思います。
築年数が経ち過ぎてる物件は配管等にも問題があるのでちゃんと管理されて、修繕もされているところ以外は買わない方が無難です。

キャッシュフローを計算する

ローンの返済額や管理費、修繕費、購入時の経費、客付け費用等も考慮して、キャッシュフローを計算しておきましょう。
キャッシュフローがマイナスになると、投資が成り立たなくなってしまいます。

出口戦略を検討する

購入する際には、いつ、いくらで売却するかを決めておきましょう。
出口戦略を明確にしておけば、投資計画を立てやすくなります。

まとめ

ワンルーム投資は、リスクを理解したうえで行うことが重要です。
物件選びやキャッシュフロー計算、出口戦略などを慎重に検討し、成功につなげましょう。

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