賃貸物件オーナー必見!火災保険の選び方と注意点
5月に法人化して、はじめて法人で物件を買う準備をしています。
銀行融資を受ける際に火災保険の加入が必須なのはご存じですか?
私は今まで個人で物件を購入していたのですが、戸建て2棟とボロアパートは、国民共済の火災保険で年間4,000円という一番安い保険に入っていました。
しかし、国民共済では個人の取り扱いのみで法人だと加入できないんです。
今回ネットで調べて火災保険料の高さに驚きでした。
そもそもそんなに高い保険に入るべきなのか?どこまで必要なのか?を知る為にネットで合い見積もりをとることにしました。
賃貸物件オーナーが火災保険に加入する重要性
火災保険で補償される主なリスク(火災、風災、水災など)
①火災:失火や隣家からのもらい火による損害
②落雷:雷による建物や家財の損害
③破損・爆発:ガス漏れなどによる爆発の損害
④風災・雹災・雪災:台風や豪雪、竜巻などの自然災害による損害
⑤水害:洪水や土砂崩れによる損害
⑥盗難:建物や家財の盗難による災害
※ 地震による損害は、地震保険に加入することで補償されます。
保険会社によると最近では火災よりも自然災害で保険を出すことの方が多いとのことでした。
法人向け火災保険の特徴と個人向けとの違い
法人向け火災保険の特徴
①補償対象:法人所有の建物、設備、什器備品、商品、製品などが対象
②補償内容:休業損害、賠償責任、修理費用、地震などの特約が付帯可能
③契約形態:法人が契約者で保険金ん受取人も法人
④税務処理:保険料の一部を損金に算入可能
個人向け火災保険の特徴
①補償対象:住宅や個人カバーできる
②補償内容:主に住居の損害や生活必需品の補償
③契約形態:個人が契約者・被保険者・保険受取人
④税務処理:生命保険料控除の適用が可能
法人向け保険は事業の継続に必要な広範囲な補償を提供し、個人向け保険は生活の安定を目的としています。
賃貸物件の火災保険でカバーできる損害
- 建物への損害
- 家財への損害
- 借家人賠償責任
- 営業の中断による損害
- 家賃収入の減少
火災保険を選ぶ際のポイント
- 保険金額の設定
実際の家の価値がどれくらいあるかによって変わります。
保険会社によっても800万円からしか組めない所や850万円からしか組めない所もあります。
低く見積もりすぎるとその分保険金の額が減らされてしまう場合もあるとのことです。
戸建て木造で損保ジャパンの場合は850万円からしか掛けれませんでした。 - 免責金額の設定
免責金額も保険会社によって金額設定が違います。
免責金額が高いほど保険料が安くなります。
実際に被害が起きたときにいくらまでなら出せるかを考えて設定すると良いと思います。
ちなみに損保ジャパンは10万までしか免責設定ができず、東京海上は20万円まで設定ができたので若干東京海上の方が保険料が安かったです。
それでも高いですけどね😭 - 特約の付帯(地震保険、風災保険など)
保険会社によっては細かく設定できる所もあるそうですが、地震保険はあまり高くない分保証もほとんど出ないと思っていいのではないでしょうか? - 保険会社の比較
戸建て4棟(築8年、築21年、築24年2棟)1棟 63.76㎡
今回私はまずインターネット簡単見積もりというのに申し込んで3日後くらいにZOOM面談してからの見積もりになりますと言われ、情報を先にお渡しして見積もりを出して頂きました。
担当の方にもよるのでしょうが噓でしょ?というくらいの高い見積もりでした。
8社見積もり出せますと言われて取り合いえず2社作っているので面談のあと送りますと言われ、三井住友海上(4棟分長期一括払いフルサポートプラン1,433,580円)のみ送られてきて、高すぎるのでもっと安い保険はないかと返信したら、音信不通となりました。
多分この方は自分の利益優先型の方だったのでしょう。
そのあと自分の買ったマンションの保険契約書を見て損保ジャパン安いのではと思いイオンの保険相談へ連絡を取り見積もりを出してもらいに行ってきました。
実際窓口で話してみるとスムーズ見積もりを出してにもらえてもう少し安くなりませんか?というと免責を付ければ安くなります等、その場で試してくださいました。
5年契約で一括の時、5年契約で1年ごとに払う場合、1年契約とそれぞれ金額が違うんです。
火災保険に地震保険を付ける場合と付けない場合でも金額が違うしすごく勉強になりました。
損保ジャパン(4棟分長期一括火災保険・地震保険付き、免責10万で945,570円)
それでも高すぎるので大家仲間の方に聞いた共栄火災へ見積もりに行ってみようと思います。
法人契約で安く入れる保険会社ご存じの方は教えてください。 - 契約内容の確認
保険会社によっても違うとは思いますが、免責を付けることで保険料を下げることが出来ることは間違いないようです。
地震保険もなかなか出にくいと聞くので地震が起こるのが頻繁ではない地域なら外してもいいのかもしれません。
設定金額も建て替えを考えるとどうしても高く設定した方がとなりそうですが、その分保険料があがることも頭に入れておいた方が良いと思います。
賃貸物件の火災保険に関するよくある質問
- 賃貸借契約で火災保険加入が義務付けられている?
賃貸の火災保険はどちらかというと自分の為にかける保険と思って欲しいです。
何か壊した、水漏れを起こした、盗難にあった等の保険が主です。 - 火災保険料はいくらぐらい?
賃貸の火災保険は不動産屋さんで契約の時に入ると2年間で16,000円~20,000円かかります。
私が取り扱っている保険は24時間サポート付きで1年間に7,250円です。 - 火災保険の更新はいつ?
賃貸の場合は1年契約と2年契約があるようです。
最初に掛けた日から1年後か2年後になりますね。 - 火災保険金はどのように支払われる?
火災保険に入ると契約書と重要事項説明書等の書類をもらうと思うのですがそこに記載されている所にまずは電話を掛ければその保険会社の方が受付をして必要書類等を教えてくれると思います。
まとめ
- 賃貸物件オーナーが火災保険に加入するメリットを改めて確認
賃貸オーナーは自分の資産を守るために保険は最低限で入る
資産を減らすような保険には入らず不動産利益で払えるくらいにお金を貯めておきましょう。 - 適切な火災保険を選ぶためのアドバイス
保険会社の担当の方はどうしても利益を求める方が多いので自分の意見をはっきり言って、無駄な高額保険に入らされないよう気をつけましょう。
疑問に思うことはちゃんと説明を受けるようにしましょう。 - 保険の見直しについて
保険は年々高くなっているようです。
自然災害が多く保険会社の補償を出す機会も増えているようです。
破綻するような保険会社を選ばないようにするよう言われました。
とは言え自分で資産を持っていれば保険で補填してもらう必要もないので資産形成を頑張りましょう。 - 築古物件への保険
近年40年超え物件には保険を付けれない保険会社が増えていると聞きました。
銀行融資を受ける時は火災保険は必須なのに火災保険が付けれない物件になると融資も受けれないということになるので今後のことを考えて保険についてもっと勉強していきたいと思います。
安くて良い保険があったら紹介していこうと思います。
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