賃料滞納・建物明渡請求を裁判所へ提出して裁判待ちです。
今回は現在起きている賃料滞納・建物明渡裁判についてお話します。
私はアパートを借りる時に保証会社を通すことを入居者にとって無駄では?と思っていたので、ちゃんと働いている方は入居させたいと思っていました。
保証会社を通らないような人を入れてしまったことがそもそもの間違いだったのだと今では思います。
一度入居させたら法律上簡単には退去させられず、退去させるにはそれなりの事情が必要だということも分かっていたので、原因自分論だと思い、弁護士を使わず自分でやれるところまでやってみよう、すべて勉強だというつもりでこの裁判に取り組もうと思っています。
現在失踪中の入居者はR4.5月にジモティで募集していた物件に即入居させて欲しい、今のところを追い出されるということでそもそも素行が良くなかったのですが、前入居者が退去したのでお金のことだけを考えて1日で清掃作業を終わらせてすぐ入れてしまいました。
1年住んでいるときにも家賃が何度か遅れたりしていましたが、自分のアパートのリフォームをしてもらうこともあり、少し融通を利かせていたところがあったので私も甘かったのだと思います。
R5.5月頃に警察からもまだ住んでますか?という連絡が入るようになり、何かのトラブルに巻き込まれたということでLINEが来て、6月分の振込を最後に連絡が取れず、音信不通になりました。
ガス会社に聞いたところ5月頃から住んでいないようだとのことで、家賃3カ月滞納の末、荷物を置いたまま失踪されたということで裁判所へ建物明渡請求をすることにしました。
建物明渡請求で提出したもの
1.訴状
2.物件目録
3.請求の趣旨、紛争の要点(請求の原因)
4.添付書類(固定資産課税台帳登録事項証明書、登記事項証明書、契約書コピー)
5.裁判費用16,000円・切手代6,000円分
裁判期日呼出状が届かず返送されたため、住民票を取っ公示送達申立書を出そうと入居者の住民票を取ったら、鹿児島から大阪へ住所転出されていたので、裁判所から工事送達申立ては受けれないと言われ大阪に本当に住んでいるかの確認が必要だと言われ、大阪へ向かうことにしました。
鹿児島の飛行場へ向かう前に以前から警察の方が入居者を追っていたことは知っていたので、もしものことに備えて、警察へ寄って今から大阪へ住んでいるかの確認に行くのでもし何かあったらお願いしますと伝えて大阪へ飛びました。
家賃滞納返済と荷物撤去の同意書
失踪者が住んでいると思われる大阪の住所の区に住民票を取りに行き、まだ住んでることは分かったので、大阪の妹の旦那さんに付いて来てもらい、夜そのアパートに行きましたが留守だったので家賃滞納返済と荷物撤去の同意書と返信用封筒を入れた封筒を部屋のドアポストへ挟んで帰りました。
私が鹿児島へ帰宅した2日後に現在の雇い主から封筒の中を見て連絡したということで入居者の居場所が拘置所だということを知りました。
公示送達書類を書いて再度裁判所へ行き、すべて話したのですが、居場所が分かったから公示送達は受け付けられないとのことでまた期日呼出状の出し直しになりますと言われ、4,000円分の切手を買わされました。
なんと期日呼出1通2,000円だそうです、高!
11月29日が裁判日だったのですが間に合わないということで12月20日に裁判自体が延期になりました。
裁判まではまだまだいろいろありそうですが早くアパートの荷物が出せるように祈りたいです。
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