賃貸トラブルのある入居者に退去してもらう方法
賃貸物件を所有していると、家賃滞納や騒音、ゴミ屋敷など、入居者の行為によってトラブルが発生することがあります。
私のアパートの住人は仕事の時やバレーボールに行くために子供を家に置いて出かけている時に子供が騒いでいて隣の一軒家の方からの苦情でした。
子供だけで置いて親が夜出かけるのは危ないということでしたが、子供は高校生の女の子と小学生の男の子でした。
状況がわからないので注意できないので騒いでいる時は連絡くださいと隣の奥様に電話番号を教えていたらある日の夜電話が掛かってきて、今騒いでますとのことで9時過ぎにアパートの下の空き部屋で30分ほど待機したのですが、特に声も音もせず、母親が帰宅されたので連絡があったことを伝え大丈夫になり、ある日アパートの駐車場の草取りをしていたら隣の一軒家の奥様がそんなこともするんですかと声をかけられたので貧乏大家なので人を頼むとお金かかるのでなんでも自分でやるんですと話してたらアパートの子供達のお母さんがちょうど帰られたので一軒家の奥さんへ直接謝られたので逆に良い関係を築くことができました。
大家や管理会社としては、入居者と近隣住宅の方の間に入って良い関係を築いていくのも大切だと思いました。
任意の退去交渉
任意の退去交渉とは、入居者との話し合いによって退去してもらうことです。
この方法は、裁判に比べて時間や費用がかからず、円満に解決できる可能性が高いというメリットがあります。
任意の退去交渉を行う場合は、入居者に問題の存在を認識させる必要があります。
そのためには、口頭や文書で注意を促し、問題が改善されない場合は退去勧告をします。
この時、必ず退去期限を明示しておきましょう。
退去に応じない場合は、立ち退き料を支払って、入居者の立ち退きによって生じる損害を補償することで退去してもらう為の交渉をしましょう。
裁判による退去請求
任意の退去交渉が不調に終わった場合は、裁判による退去請求を行うことになります。
この方法は、任意の退去交渉に比べて時間や費用がかかりますが、確実に退去させることができるというメリットがあります。裁判による退去請求を行う場合は、以下の手順を踏むとよいでしょう。
- 訴状を作成して裁判所に提出する
裁判所に訴状を提出することで、裁判が開始されます。
訴状には、入居者の氏名や住所、退去を請求する理由などを記載します。
- 口頭弁論が行われる
裁判所において、双方の言い分を主張・反論する口頭弁論が行われます。
- 判決が言い渡される
口頭弁論の結果、裁判所は判決を言い渡します。
判決で退去を命じられた場合、入居者は判決に従って退去しなければなりません。
家賃を滞納して荷物を置いたまま失踪している場合もあります。
その場合裁判所で荷物を片付けてもらうことになると100万程費用がかかるそうなので権利確定した後はご自分の責任の下、撤去することを考えた方が良いと思います。
裁判は時間と費用が掛かる為、家賃滞納が半年以上続いた上、裁判費用等100万以上使うのは経営上損害があまりにも大きくなるため、よく考えたうえで行動されることをお勧めします。
退去させる際の注意点
入居者を退去させる際には、以下の点に注意が必要です。
- 賃貸借契約書の内容を把握する
賃貸借契約書には、入居者の義務や退去の条件などが記載されています。
退去させる際には、賃貸借契約書の内容を把握しておきましょう。
- 証拠を収集する
入居者の問題行動を証拠として収集しておくと、退去交渉や裁判で有利に働きます。
証拠としては、写真や動画、音声録音、立ち合いの記録などが挙げられます。
- 専門家に相談する
入居者を退去させる手続きは複雑な場合もあります。
専門家に相談することで、スムーズに退去させることができるでしょう。
まとめ
賃貸入居者を退去させるためには、任意の退去交渉と裁判による退去請求の2つの方法があります。
任意の退去交渉がうまくいかない場合、裁判による退去請求を行うことになります。
退去させる際は、賃貸借契約書の内容を把握し、証拠を収集しておきましょう。
また、専門家に相談することも検討してみてください。
私の場合は荷物を置いたままの失踪だったため裁判所へ滞納と退去請求をしたのですが、9月に書類を出したのですが12月になってもまだ解決していません。
裁判は本当に時間がかかる為、本人に直接会えるのであれば直接交渉の方が早く解決できて、次の入居者を募集することが出来るので損失が少なくて済むと思うのでできれば早く解決させて次に向かう方がいいと思います。
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